ニュージーランドに技能移民部門による永住権申請
技能移民部門は、ニュージーランドで必要とされる技術を持った、優秀な人材を優先して移民の受入を行なうための部門です
私は、一般のジェネラルカテゴリーで、当時２００１年の時は、永住権を、申請しましたが、その当時と現在は、
審査の仕方も多少変更したようです。
現在の条件としては、
- 健康であること（所定の英文健康診断書を提出）
- 年齢が20歳以上、55歳未満であること
- 品行方正であること（自分の母国の警察が発行する無犯罪証明を提出）
- 十分な英語力があること（IELTS6.5以上または同等の英語力の証明）
です。
それでは、もう少し詳しく、一般のジェネラルカテゴリー（現在これは、技能移民部門という言いかたに変更しました。）での永住権申請の流れをみてみましょう。
技能移民部門にて永住権を申請する場合、一番、最初に、移民局が定めるいくつかの条件にクリアしてなくては、なりません。その条件とは、以下の通りです。
★技能移民部門で申請する場合、少なくともポイントが１００ポイントあるこが必要です。
60ポイント
Current skilled employment in NZ for 12 months or more
（技能移民部門において、現在ニュージーランドで１２ヶ月以上働いている）
50ポイント
Offer of skilled employment in
（勤務予定もいくは、現在１年未満勤務中の雇用先からの雇用保証）
Bonus points for employment or offer of employment in:
（ 以下の場合、ボーナスポイント がプラスされます。）
10ポイント
An identified future growth area
（発展見込みの地域、もしくは分野）
10ポイント
An area of absolute skills shortage
（人材不足職種からの雇用保証）
10ポイント
Region outside of
（オークランド以外の地域からの雇用保証）
10ポイント
Partner employment or offer of employment
（配偶者、パートナーの雇用保証）
20ポイント
Work experience
（関連性のある職種での雇用期間）
2 years ２年間 10ポイント
4 years ４年間 15ポイント
6 years ６年間 20ポイント
8 years ８年間 25ポイント
10 years １０年間 30ポイント
Additional bonus points for work experience in
（ニュージーランドでの職務経歴 がある場合、ボーナスポイントが追加されます。）
1 year １年間 5ポイント
2 years ２年間 10ポイント
3 years or more ３年間以上 15ポイント
Additional bonus points for work experience in an identified future growth area:
発展見込みの分野で、働いている場合、ボーナスポイントが追加されます。
2 to 5 years ２年から５年間 10ポイント
6 years or more ６年以上 15ポイント
Additional bonus points for work experience in an area of absolute skills shortage:
人材不足職種 で現在、働いている場合、ボーナスポイントが追加されます。
2 to 5 years ２年から５年間 10ポイント
6 years or more ６年以上 15ポイント
Qualifications: 資格
・ 公認資格保持者（資格レベル3～6：国家資格など）
Recognised level 4-6 qualification
国家資格など公認資格等で、3から6の資格レベル 40ポイント
Recognised level 7 or 8 qualification
国家資格など公認資格等で7から8の資格レベル（学士号など） 50ポイント
Recognised level 9 or 10 qualification
国家資格など公認資格等で、9から10の資格レベル （修士号、博士号など） 60ポイント
Bonus points for: ボーナスポイント
１０ポイント
2 years full-time study in
（２年間のフルタイムの学士コースをNZで取得した場合）
10ポイント
1 year full-time study in
（１年間のフルタイムで大学院レベルの資格コースをニュージーランドで取得した場合）
１５ポイント
2 years full-time study in
（２年間のフルタイムで大学院レベルの資格コースをニュージーランドで取得した場合）
10ポイント
Qualification in an identified future growth area
発展見込み職種分野での学歴資格
10ポイント
Qualification in an area of absolute skill shortage
人材不足職種分野での学歴資格
10ポイント
Partner qualification - recognised level 4-6
パートナー（配偶者）が資格レベルで4～6の学歴資格を保持している場合
20ポイント
Partner qualification - recognised level 7+
パートナー（配偶者）が資格レベルで７以上の学歴資格を保持している場合
Family Support:
家族サポート
10ポイント
Close family support in
ニュージーランドにすでに兄弟、姉妹、子供又は両親が永住権や永住権等の居住許可を保持して、住んでいる場合ボーナスポイントが追加されます。
それから、申請者の年齢により、ポイントが追加されます。
ただし、下記以外の年齢の方は主申請者としての申請ができません。
Age (20 to 55 years):
20 - 29 years ２０歳から２９歳まで 30ポイント
30 - 39 years ３０歳から３９歳まで 25ポイント
40 - 44 years ４０歳から４４歳まで 20ポイント
45 - 49 years ４５歳から４９歳まで 10ポイント
50 - 55 years ５０歳から５５歳まで 5ポイント
これらの移民局が公表している基準で、ポイントが１００ポイントに達してういると思われる場合、永住権申請の第一段階にあたるEOI (Expressions of Interest)に応募することができます。
移民局側は、その中から、条件の良い人を2週間ごとに選出していきます。
その場合、140ポイント以上の申請者に関しては自動的に選出されます。
その後にそれより低いポイントの申請者の中で、ニュージーランドが求めるスキルを持つ方から順番で選出していきます。選出された方は、本申請へ進むよう連絡があります。
証拠書類として健康診断書、無犯罪証明書、英語力の証明、技能を要する職歴の証明などの提出が求められます。
